アイシングクッキーって、どうやって保存すればいいの?
お客様からよくいただくご質問の一つがアイシングクッキーの保存方法。
名前が冷たそうで冷蔵庫保管をイメージしますが、常温保存で大丈夫なお菓子です。
本日はアイシングクッキーの保存方法について解説いたします。
暑いとアイシングクッキーは溶ける??
アイシングクッキーのアイシング部分はお砂糖、水、卵白で作られています。
お砂糖と水だけでは乾きませんが、卵白が入ることによりカチカチに固まります。
アイシング部分は一度固まれば暑さで溶けたりしませんので、普通のクッキーと同じように『常温保存』で大丈夫です。
逆に冷蔵庫に入れるのは要注意!
アイシングクッキーは湿気が苦手です。
ガス袋から開封したアイシングクッキーは冷蔵庫に入れないようにしましょう。
冷蔵庫の中は湿度が高いです。
アイシングクッキーをケーキに飾りたい場合は要注意!
アイシングクッキーを冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫から出したときに気温差でアイシングの表面に結露が生じ、絵や文字が滲んでしまう場合があります。
ケーキに飾りたいときは、ケーキを出す直前にアイシングクッキーを飾り付けてあげましょう。
ガス袋に密封されているアイシングクッキーなら冷蔵庫に入れてもOK!
きちんとガス袋に密封されたアイシングクッキーなら冷蔵庫に入れても上の心配はありません。
ガス袋はガス=気体(酸素や湿度)が袋内に侵入するのを防ぐ効果がある袋のことです。
気体の侵入を防ぐ効果のことを『ガスバリア性』と言われます。
ガス袋に入れてシーラーで密封されていれば湿度の影響を受けにくいので、冷蔵庫に入れても絵や文字の滲みの心配がありません。
袋は袋でも材質がガスバリア性がないOPP袋(酸素や湿度を通す材質)を使用すると影響を受けますのでご注意ください。
まとめ
- アイシングクッキーは常温保存
- 袋から開封したアイシングクッキーは冷蔵庫には入れない
- ケーキに飾りたいときは、直前に袋を開封してアイシングクッキーを飾る
日々のアイシングクッキー作りの参考になればうれしいです☆